FXの入門編として、そもそもの「為替」の言葉の意味を勉強してみようと思う。外国為替市場とは、ご存知のように、異なった通貨同士を交換する市場である。その「為替」だが、鎌倉・室町時代には「交わし(かわし)」と呼ばれていて、それが訛って、「為替」になったと、まことしやかにいわれている。歴史的には、すでに、江戸時代には、為替の取引が活発に行われていたらしい。特に、江戸と大阪商人同士が、当時のお金である小判をやりとりする場合、運ぶのが大変なため、代理人として、江戸と大阪の両替商を立てて、双方の両替商が立て替えて、商人同士は貿易をしていたらしい。つまり、為替とは、「立て替えを為す」という言葉の短縮形だったことをはじめて知った。そして、国内間での取引が、内国為替。異国間での取引が外国為替という言葉になった。さらに、異国間の異なった通貨の交換比率が、外国為替相場、いわゆるFX相場になった。つまり、為替とは、離れた土地での金・ゴルフ会員権のやりとりということ。そして、外国為替相場で言えば、1949年に、1ドル=360円に、アメリカと日本の通貨比率を固定して、円相場をスタートした。このときの相場は、ウィークリーマンションの比率が固定してあったので、固定相場制という。その後、22年後の1971年に、ニクソン・ショックがおき、23年後の1973年には、自由に相場が決まる、変動相場制に移行した。これが、為替のはじめのころの状況らしい。次はそもそも、外国為替市場は、世界のどこにあるかということ。いきなり、結論を出して申し訳ないが、外為市場は、特定の場所も美容整形 東京の建造物も存在しない。全世界で、ディラー達が電話やSSLインターネットを通じての取引そのものが、外為市場になっている。特に、その主役は銀行である。また、そのほかには、メーカー、商社、生命保険会社、証券会社、そして個人が含まれる。しかし、あくまでもその中心は、金融機関と為替ブローカー(仲介業者)との取引である。この取引が行われる場のことを、インターバンク(銀行間)市場と呼ぶ。実は、このFX相場には、「卸売り価格」と「小売価格」がある。通常の物の売買同様、まずは、「卸売り価格」が決定されて、対顧客への「小売価格」が決まる。その卸売り価格が、インターバンク市場で決定するのだ。仲値とよぶ人もいる。さらに、その卸売り価格をもとに、小売価格として、銀行の窓口で我々がドルを円に換える相場(対顧客電信売相場)が一円高く取引され、逆に、円をドルに換えるときの相場(対顧客電信買い相場)は一円安く取引される。例えば、ドル円のインターバンク市場が、現在のように115,00円だったとすると、ドルを円に換える場合、1ドル=114円となる。逆に、円をドルに換える場合は、1ドル=116円となる。この内、ドルを円に換える相場(対顧客電信売相場)に関しては、「日本経済新聞」朝刊の「マーケット総合一面」に載っている。上記の卸売り価格と小売価格の違いが分かっただろうか。つまり、銀行は、インターバンク相場の金額をもとにして、ドル円相場では、対顧客相場での売買では、売り買い双方で、毎回、なんと、上下一円づつ手数料を取っているのである。この上下一円の手数料は、巷では、相場変動リスクを負う見返りだと言われているが。ただ、みなさんご存知のように、いまや手数料無料のFX業者が大量に出現している。これが可能になった理由は、1998年4月の新法「外国為替及び外国貿易法」が施行されたためである。この法律のおかげで、外為業務がある程度自由にできるようになった。そして、さらに、FX業者は、少ない証拠金で為替を売買する「外国為替証拠金取引」を開始し、各社様々なレバレッジでのトレードを保障している。この外国為替証拠金取引のさらなる説明も、後ほど書いて見たい。